少なくとも僕にとってはかなり助かる。

もう誰かが書いてあることかもしれませんが、僕にとっては目新しいものなんで、覚書としてここに書きとめておきます。
本題ですが、ちょっとSRCのヘルプを読んでいたのです。書式の確認のために。
そして目に留まったのがコレ。

「シナリオの作成→イベントデータ→ファイルの取り込み」

ファイルのインクルードを行うには次のように指定します。

書式	<ファイル名>
例	<Event\画像処理.eve>

SRCは上の行の場所に指定したファイルの中身がそのまま書かれているものとみなしてイベントの実行を行います。

これって、全体でちゃんと整合性が取れていれば、インクルードファイルの中身は通常シナリオで書くような形式になっていなくてもいいんじゃないか? と考えました。
そして思い立ったが吉日。以下のようなファイルを作り、簡単なテストをしてみました。

-------------------
$ test1.eve
-------------------
スタート:
<test2.eve>
Exit
-------------------


-------------------
$ test2.eve
-------------------
Talk
テスト
End
-------------------

そして実行してみるとあら不思議、ちゃんと「テスト」というトークウインドウが現れました。
これはつまり、一つのファイルを一つの関数として扱うことで、擬似的にローカル変数を複数の関数間で共有することができるってことです。


読みやすいプログラムを作ろうと思ったら機能単位で関数に分割した方がいい(と僕は考えている)のですが、SRCでは関数間の配列の受け渡しが難しく、ローカル変数が使いにくいのです。
その点、今回の方法を使えば、ファイル間の整合性の保持は難しくなるかもしれませんが、以上の問題がクリアできるんじゃないでしょうか。
僕はこれからは活用していきたいと思います。


まあとりあえずこんなもん。以上。